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映画『イミテーション・ゲーム』あらすじ・感想

今回はイギリスのドラマ『シャーロック』の主演として有名な

ベネディクト・カンバーバッチ主演『イミテーション・ゲームをご紹介したいと思います!

 

 

 

1.『イミテーション・ゲーム』のあらすじと出演者

まず、『イミテーション・ゲーム』がどんなあらすじなのかをご紹介します。

 

第二次大戦後の1951年、イギリス。

とある田舎町の住宅に空き巣が入る。

そこに住む学者の男が、なぜこんな場所にいるのか、

なぜ空き巣の被害を大事にしないのかを怪しみ、調査に乗り出す。

取り調べを受けた学者アラン・チューリングベネディクト・カンバーバッチ)は

警察官にゲームを行うとともに、

第二次大戦中の「ある出来事」について回想を始める。

 

『シャーロック』のホームズ役や

アベンジャーズ』のドクター・ストレンジ役でも有名な

ベネディクト・カンバーバッチが主人公・アラン・チューリングを務めます。

また、アランの婚約者役として、キーラ・ナイトレイ(ものすごく頭のいい女性役!)も登場します。

その他にも、イギリス映画やドラマによく出演されている

チャールズ・ダンス

マーク・ストロング

・マシュー・グッド

・アレン・リーチ

が登場する、とても豪華な映画です。

 

2.アラン・チューリングって?

ベネディクト・カンバーバッチ演じる「アラン・チューリング」って何者?

とお思いの方も多いでしょう。

平たく言えば。

アラン・チューリング「コンピューターの大元を作り出した天才数学者」です!

また、昨今盛んに耳にする言葉「AI」ですが、

日本語にすると「人工知能」ですよね。

この「人工知能の父」とも呼ばれている方で、

この方が活躍してくれたおかげで、

私たちの今ある便利な生活が行われていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

そして、今ある生活がチューリングのおかげと言っても過言ではない理由がもう一つ。

「ヨーロッパでの第二次世界大戦終結を早め、多くの人の命を救った」

という功績があるからです。

それが映画の中で詳しく描かれています。

もし彼がいなければ、

もし彼が活躍できていなければ、

今の世界はがらっと変わっていたかもしれません。

 

ただそんな輝かしい経歴の持ち主であるチューリングですが、

決して順風満帆な人生を歩んでいたわけではありません。

これも映画に描かれていますので、

是非ご覧になってください^^

 

↓予告編

 

3.『イミテーション・ゲーム』の感想

ベネディクト・カンバーバッチの演技がものすごくいいです!

神経質そうで、数学のことしか頭にないけれど、

すごく純粋なチューリングを見事に演じています。

「天才」と言われるような知的な役を演じるのは彼しかいない!と思わせてくれます。

 

そして、偉大な仕事を成し遂げた瞬間の息を飲むシーン。

本当に見ているこっちまで嬉しくなりました。

 

そのあと、悲しいシーンが胸を苦しめます。

こんなにも理不尽なことがあってもいいのだろうかと

心が痛みました。

それでも、

アラン・チューリングという偉大な人物を知ることができて

私は大変嬉しくなりました。

今のこの世界があるのはチューリングのおかげだと思っています。

戦争で救った人だけでなく、

現代の人たちの生活もよくしてくれている。

不遇だったけれど、

彼の偉大さをこうして映画を通して知ることができて

感無量でした。

第二次世界大戦の裏でも懸命に戦っていた人たちがいたことを知っていただければ幸いです^^

 

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