【星野源の魅力】星野源はなぜ人気なのか。【その①】

様々なフィールドで活躍されている星野源さん。

紅白にも定期的に出場されていて、

多くの方に名前と顔が知られるようになりました。

私は星野源さんがSAKEROCKというインストバンドをされていた時からのファンであります！

 今回はそんな私が、

星野源さんの魅力について書きたいと思います^^

１.星野源さんの略歴

星野源さんは埼玉県出身の現在39歳。

※2020年4月現在

音楽活動を始め、俳優業、文筆業などもされています。

皆様ご存知のように、

「恋」という曲が

ご自身も出演されているドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のテーマソングになり、

「恋ダンス」が社会現象となりました！

もともとは、

「SAKEROCK」というインストバンド（歌がない音楽）を組まれていて、

そこでリーダーとして、ギター・マリンバを担当。

俳優としては、

大人計画のワークショップに参加。

その後、大人計画の舞台作品に参加したことがきっかけで、

大人計画に所属。

ドラマでも「ウォーターボーイズ」や「アキハバラ＠DEEP」などにも出演されていました。

昔は、自分でチケットノルマを払って舞台に出演したりと、

自力で今の地位まで駆け上がって来られた方、という印象が強いです。

↓SAKEROCK　ラストライブの模様はこちらをどうぞ^^

２.星野源さんの魅力その①【生き様がかっこいい】

星野源さんの魅力その①は、

なんと言っても

生き様がかっこいい！

こう書くと、

「どんな武勇伝があるの？」と思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、

決してそういう意味でのかっこいいではありません。

【色んな苦労や苦難を経験されたからこそかっこいい】

という意味合いです。

ご自身のエッセイなどでも語られていますが、

学生時代にいじめに遭われたり、

不登校であったことを告白されています。

こういう経験って、

その当時は本当にしんどいんですよね。

現在進行形の当事者にとっては先の見えない、真っ暗闇の中にいるも同然。

そんな中でも、

星野さんは色んなものに出会い、

色んなものに刺激を受けて、

音楽や演技などの【表現者】としての道を進まれます。

そして、音楽の方でもソロ活動を始め、

朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」などにも出演され、

人気も出てきました。

これからドンドン進んでいくぞ！という時期に

【２回のくも膜下出血】と大病になられました。

亡くなられる方も多いですし、

手術が成功しても、後遺症が残る場合もあります。

しかも二回です。

しかし、星野源さんは見事完全復活をされました！

今の御元気な姿を見ても、想像できませんよね^^

奇跡としか言いようがないです。

↓手術後の入院中の様子が一瞬映ります。

最後の最後までご観覧を！

私の経験ではありますが、

こういう苦労をした人、死に目にあった人は

生に対するエネルギーがすごいです。

そして、ものすごく芯が強い。

星野さんの曲や歌詞が暗い、と言われることもありますが、

よく聞くと、不思議とポジティブになります。

【寄り添う音楽】を作られている印象です。

（私は心の中で、勝手に【弱者の音楽】と呼んでいます。）

これはきっとご本人が色んな経験をされて、

悩み抜いて生きているからこそだと思います。

また違った観点からの生き様のかっこよさ。

それは【有りのままを話す】ところ。

有名な方はみなさんそうですが、

マイナスイメージなこと、ネガティブなことはあまり公の場では語られません。

もちろん、それはイメージが大事な商売だからこそ。

これは必然的にそうなると思います。

夢を売るお仕事ですもの。

しかし、星野さんはインタビューやラジオ・テレビ番組でも、

上に書いたような経験や悩んでいることなどを普通にお話しされています。

むしろネタであるかのように話されます。

全てをお話しされているわけではないと思いますが、

公の場でそのように語ることって、すごいことだと思うんです。

私は公の場、見ず知らずの人に

自分の心の内や過去の経験をオープンにできるかと言われると

簡単にはできません。

人を選んで話をします。

でも敢えて星野さんは、その部分を存分に語られます。

それって実は星野さんの【強さ】だと思います。

【ありのままで居たい】

【飾らない姿で居たい】

【どんな状況でも面白がりたい】

という信念が伺えます。

それを体現している。

すごい強い人だと思います。

私はこういう星野さんの生き様・姿勢が

ものすごくかっこいいなと思います。

見習いたい。

こういう人間になりたい。

と強く思います。

３.星野源さんの魅力その②【攻めの姿勢】 

 星野さんの魅力その②はズバリ！

攻めの姿勢です！

星野源さんといえば、

今や「逃げ恥」や楽曲「恋」、「恋ダンス」を思い浮かべる方が多いと思います。

星野さんの名前を広めたのは「恋」という曲でした。

でも。

よく「恋」という曲を聴いてみてください。

そして歌ってみてください。

すごく難しくないですか？笑

きっと忘年会や結婚式の余興やカラオケで歌われた方、

踊られた方、YouTubeにアップした方、

たくさんいらっしゃると思います！

曲調はとてもポップですし、

恋ダンス可愛いです。

でも、普通に爆発的にヒットする曲とは

また違った感覚の曲ではないですか？

そんな曲がここまでヒットした理由は

ドラマの効果もあるかと思いますが、

星野さん自身も語られているように、

【自分が望む最高の音楽が完成した曲】だからではないでしょうか。

それが皆さんにも伝わった。

一般的に、

音楽業界を始めとするエンターテイメント業界は、

商売であるからこそ、

【売れる曲】に重きをおくことが多いです。

もちろん商売ですので、売れなければどうしようもありません。

レコード会社や所属事務所の意向が

アーティストのキャラ作りや作品作りに大きく影響を及ぼすことが多々あります。

これを決して否定するわけではありません。

爆発的なヒットを出したアーティストだと、

次もそのような作品を作ることを求められますし、

そのヒットした作品やその当時のキャラクターのままでいることが求められたりもします。

しかし星野さんの場合、

完全に作りたい曲・やりたいことを重視して作品を作られています。

「恋」という曲も、そうです。

私は「恋」を初めて聴いた時、

「なんだこの曲！またすごいの作ったな！」という感想を持ちました。

攻めに攻めまくってる。

そんな印象でした。

攻めの姿勢で、

私が最も衝撃を受けたのが

2017年の『Continues』というライブツアー。

『Continues』というライブは、

「恋」が爆発的にヒットした後の最初のライブツアーです！

会場には、「恋」から星野さんを好きになった方もたくさん来ているはず。

初めて星野さんのライブを見る人もたくさんいるはず。

ライトなファンだってたくさんいらっしゃったことだと思います。

↓ライブ『Continues』のトレイラー映像です！

そんな中、星野さんがこのライブの一発目に持ってきた曲が

なんと

YMOのカバー！

いやー、普通しないです。

いきなり一発目でカバー曲。笑

しかもインストの曲だから星野さん歌わない。笑

一般的な感覚で言えばですよ。

一般的にはですよ。

ライブの一発目って掴みじゃないですか。

大事じゃないですか。

ライブ受けの良い曲とか、

みんなが知ってる曲とか、

最新のアルバムからの曲とか、

やっちゃうじゃないですか。

違うんですよ。

星野さんの曲でもない。

YMOのカバー！

しかもこの編曲がめちゃくちゃかっこいい。

（ちなみにライブ中間部にもYMOの別の曲をカバーされているのですが、

これもまためちゃめちゃかっこいい。）

敢えてこれを持ってくる姿勢。

【攻めの姿勢】としか言いようがない。

やられた、と思いました。

冒頭に書いたように、

曲作りにはかなりの攻めの姿勢が表れていると言って良いと思います。

アルバムや新譜が発表されるたびに

今までとは違った曲調やスタイルの曲が発表されることが多いです。

もちろん、

どの曲を聴いても「星野源の曲だなー」と思える部分があるのですが、

違う部分もたくさんあります。

新しい曲が出るたびに、

いつも度肝を抜かれます。

「また今までと全然違う曲作ってるー！」

とワクワクとびっくりが一緒に来る感じですね。

これは一般的に考えると、

おいそれとできることではありません。

今までとは全く違う曲を作る、というのは、

ギャンブル的な要素も強く、

世間に評価されるかどうか、

受け入れられるかどうか、というのは賭けです。

新しいスタイルに挑戦することで、

昔からのファンが離れていく可能性もあります。

酷評されることもあるかもしれません。

それでも

自分が良いと思えるものをどこまでも探求し、

その時に最高と思えるものを作り上げる。

そして、以前の自分を超えていこうとする。

まさに、飽くなき探求者、という姿勢が作品から感じ取れる。

音楽ファンからの指示が強いのは、

この部分も関係しているのではないかと思います。

４.星野源さんの魅力その③【音楽ファンも唸らせるセンス】 

魅力その②と重複するところもあるのですが、

音楽ファンも唸らせる音楽センス、というのがかなり光っています。

星野さんはご自身で、

独学で作曲技術や楽器スキルを学んでこられた方なので、

一般的に言う「楽典」（音楽の法則やルール）を駆使して

作曲されているわけではありません。

どちらかというと、

ご自身が色々な曲を聴いて

良いと思ったものを使ったり、

いろんなジャンルの要素をミックスされたりして

曲を作られているイメージです。

どちらかというと「感覚派」です。

私も楽典や音楽のルールに詳しいわけではないので、

専門家の方のように分析することができないのですが、

変拍子が多かったり（SAKEROCKの楽曲にかなり多い）

音の持っていき方がかなり独特です。

多くの曲は、スケール（その曲が使っている音階）が決まっていたり、

「音がこういう風にあがったら、次の音はこの音をもってくる。」というのが決まっているので、

音楽を聴き慣れている方は

次の音がどうなるかとか、

どこで次のメロディにうつるか（メロディがどこで切れるのか）

みたいなのを感覚でわかっているんですね。

でも、星野さんの曲の多くはそれを裏切ってくることが多いです！

もちろん良い意味で！

破綻しないように

それをうまくつないでいるのも

また絶妙なんですよね。

それが星野源さん独特の世界観を作り上げていて、

唯一無二の存在にしているのではないかと思います。

だからこそカラオケで歌う時にかなり難しい。笑

またそれが、人の注意を引くポイントでもあります。

「お？なんか違うぞ。」

と思って耳を立てるんです、知らないうちに。

どの曲ともなんとなく違うので、

じっくり聴いてしまう、という性格をもった曲が多いように思います。

これを感覚で作り上げてしまうのがまたすごいところです。

相当いろんな音楽を聴いておられるんだなぁと思わされます。

そして、

魅力その②でもYMOのカバーがめちゃくちゃかっこいいと書きましたが、

編曲のスキルがまたすごい。

例をあげると、

・NUMBER GIRL（伝説のロックバンド！現在再結成活動中であります！）の「透明少女」

・三浦大地の「DIVE!」（NHK「おげんさんといっしょ」で披露）

・細野晴臣の「冬越え」(ライブで披露)

の編曲がめちゃくちゃいいです。

NHK「おげんさんといっしょ」でも

その編曲スキルを存分に楽しむことができます！

※ご自身の曲でも、より場面にあったような素敵な編曲になっています^^

原曲の意図を最大限に汲み取り、

原曲を凌駕してしまっている感があります。

いろんな音楽を聴き、

音楽、アーティストを敬愛しているからこそできる技、という感じです。

星野さんが編曲されている楽曲を聴き、

原曲のファンになる方も多いのではないでしょうか。

どうか、星野さん編曲演奏のカバーアルバム作ってほしい。

ものすごいものができるはず……！と勝手に思っています。笑

５.まとめ

かなり熱く語ってしまいましたが、

星野源さんの魅力は

⒈生き様のかっこよさ

⒉攻めの姿勢

⒊音楽センス

とおおまかに書かせていただきました！

本当は他にもいいところがありますが、

今回はこの３点でお開きとさせていただきます^^

また他の魅力に関しては、

別の機会に書かせていただきますね！

少しでも星野源さんの魅力が伝われば幸いです！

最後までお読みいただき、

ありがとうございました^ ^

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