日々の糧に、素敵な作品を

日々触れた芸術作品についての感想ブログです!不定期更新

【Netflixドラマ】『アンブレラ・アカデミー』シーズン1 あらすじ・感想

様々なオリジナル作品を配信している【Netflix

もちろん、一般公開されている作品も数多く配信されているのですが、

今回はNetflixオリジナルドラマの中から、

『アンブレラ・アカデミー』という作品をご紹介したいと思います!

 

 

1.『アンブレラ・アカデミー』の概要

 『アンブレラ・アカデミー』は2019年2月にNetflixで配信がスタートした、

Netflixオリジナルの連続ドラマです!

 

原作は『The Umbrella Academy』というコミックで

いわゆる「アメコミ」と呼ばれるもの。

原作もアメリカでは人気の作品だそうです!

こちらのコミック、なんとミュージシャンの方が共同著者の一人!

なんだかそれだけですごい作品のにおいがしますが、

そのミュージシャンの方とは、

マイ・ケミカル・ロマンスというバンドのボーカル、ジェラルド・ウェイという方です^^

もともと美術学の学士号をお持ちとのことで、

そちらの方面の才能もおありなのですね……。

大変羨ましい限りです。

 

また、この『アンブレラ・アカデミー』という作品は、

Netflixオリジナルということもあり、

現時点でNetflixでしか見る手段がありません。

調べたのですが、現時点ではDVDも発売されていない様子。

ただ、Netflixの2019年の年間視聴回数ランキングで

総合9位、

ドラマ部門において3位という

大変人気の作品となっております^^

 

現時点で、シーズン2まで配信されており、

シリーズ1・2、各全10話、合計20話が配信されています。

1話が60分弱となっております^^

1話完結型ではありませんが、

シーズン1・2通して、かなり楽しめる作品です!

 

メインキャストは、

エレン・ペイジ(ヴァーニャ役……バイオリニスト。アカデミーの中で唯一普通の人)

・トム・ホッパー(ルーサー役……月に住んでいた。怪力。)

・デイビット・カスタニェーダ(ディエゴ役……武器を自在に操る。)

・エミー・レイヴァー・ランプマン(アリスン役……言葉で人を操ることができる。)

・ロバート・シーハン(クラウス役……霊と対話ができる。)

・エイダン・ギャラガー(No.5役……時間・空間を移動できる。様々な事情から、姿はティーンエイジャー。)

ジャスティン・H・ミン(ベン役……作中ではすでに亡くなっている。存命中はクラーケンを出現させる能力を駆使していた。)

の7名です。

日本ではあまり有名でない方も多いですが、

それでもかなり魅力的なキャストの皆さんですので、

ぜひ日本でも人気になればいいなと思っています^^

メインキャストのほかの出演者の方も

皆様かなりの個性派・実力派ぞろい、です!

 

シーズン2まで配信が終わっていますが、

今回はまずシーズン1の魅力について書きたいと思います^^

 

2.『アンブレラ・アカデミー』シーズン1のあらすじ

 まずは、公開されている予告をご紹介^^

youtu.be

 

予告をご覧になった方はお気づきかと思われますが、

「ヒーローもの」というジャンルです。

しかし、侮るなかれ。

普通のヒーローものとは一線を画す作品となっております。

最近ではアメリカのヒーローもののストーリーの種類やキャラクターもたくさんありますが、

そんな中でもこの『アンブレラ・アカデミー』、

「ヒーローもの」とひとくくりにしてしまうのはちょっともったいない。

SFの要素が強く、

アクションはもちろんのこと、

コメディとしての要素も強いし、

ヒューマンドラマ、ファミリードラマとしての要素も強い。

軽快だと思っていたら、

シリアスになって考えさせられる。

かなり盛り沢山な内容なのに、

それぞれが破綻せずに、

うまくバランスを保ってストーリーが展開していくのは

見ていてとても楽しいです^^

文章としてのあらすじはこちら^^

1989年10月1日。その日の朝には妊娠していなかった女性たちが、1日のうちで出産する。その子たちは資産家の養子として集められ、「アンブレラ・アカデミー」としてヒーローに育てられた。悪と戦うヒーローとして活躍していた彼らだったが、次第に疎遠となり、家族はバラバラになる。養父の死により再び集まったアカデミーのメンバーだったが、そこにある日突然行方不明になっていたNo.5が空から降ってきて、「世界は滅亡する。それを阻止する必要がある」と言う。

 

3.『アンブレラ・アカデミー』シーズン1の感想

私はあまりヒーローものと言ったジャンルは見ないのですが、

メインビジュアルに惹かれて見たのがきっかけです。

この『アンブレラ・アカデミー』を完全に甘く見ていました!

要するに「ダダはまり」してしまいました!

私の中で、何がヒットしたかというと、

「完全無欠のヒーローたちではないところ」です。

ただ単に勧善懲悪を説くような作品ではない。

それぞれのキャラクターが個性的で、魅力的なのですが、

その魅力がどこにあるかと言えば、

完璧じゃないところ。

人間だれしも、

良いところと悪いところ、

長けているところとダメダメなところを持っていると思うのですが、

ヒーローたちであっても同じなんです。

というか、彼らは一般的に見ればダメ人間の類だったりするんですね。

そこがとても愛おしい。

家族の問題やトラウマ、孤独感。

人間が持つ弱さ。

その中でもがき苦しみながら、

何かを得よう、現状を変えていこうと動いていく彼らが

不器用で泥臭いけれど、とてもかっこ良い。

個人的には、クラウスがとても大好きです!

 

そんなドラマの中で、

世界の滅亡を阻止できるのか、というのも重要な見どころなのですが、

私が一番好きなシーンは

何気なくルーサーが昔のレコードをかけて、

漏れ聞こえてきた音から、

兄弟6人がそれぞれの場所で自然と踊り出す、というシーン。

この場面で流れている曲はティファニーの『I Think We're Alone Now』。

80年代にアメリカでめちゃくちゃ流行った曲です!

今は精神的にも物理的にも離れ離れになってしまった家族ですが、

同じ時を過ごしたからこそ、同じ曲で自然と体が動いてしまう、

つまり根っこはきちんと繋がっているよ、というシーンなんですね。

それがすごく可愛らしくて素敵なシーンなんです^^

ぜひそのシーンも楽しみにご覧いただけたらと思います^^

 

www.netflix.com

 

『アンブレラ・アカデミー』のシーズン2に関する記事はこちら↓

tomoe-reading.hatenadiary.jp