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星野源『そして生活はつづく』感想

ミュージシャン、俳優、そして、執筆家として大活躍の星野源さん。

今回は星野源さんのエッセイ集『そして生活はつづく』をご紹介したいと思います!

 

 

『そして生活はつづく』って?

星野源さん著の『そして生活はつづく』というエッセイ集は

文芸PR誌『ウフ.』に2009年に連載されていたエッセイの書籍化作品です。

若かりし頃の星野さんの生活が垣間見えます。

 

また、この本の題名になっている『そして生活はつづく』。

星野さん自身が、

「このつまらない生活を毎日楽しんでいきたい!」という想いが込められています。

本著のなかでも綴られていますが、

どんなスターでもどんなお偉い人でも、

死ぬまで生活は続いていきます。

生活からは逃げられない。

だったら、全力で楽しもうじゃないか!

という星野さんなりの日々との向き合いが文章として綴られています。

 

『そして生活はつづく』の感想

「有名人が書いたエッセイってちょっと……」

と思っている方に是非読んでいただきたい本です!

星野源さんに興味がある方も、興味がない方も、楽しめる内容になってます。

少し前の作品ですが、

星野さんのするどい洞察力や、小さな出来事への気づきには

「こんな楽しみ方もあるんだなあ」

「こんな捉え方もあるんだなあ」と読んでいて気付かされます。

くすっと笑えて、

深く考えさせられるような内容もあります。

私は「生活はつづく」「子育てはつづく」というエッセイが特に大好きです。

この作品を読んで、私も何もない日常を全力で楽しみたいと思うようになりました。

何もなくたっていいじゃない。

ずぼらだっていいじゃない。

だって毎日こんなに面白いことがたくさんあるんだもん。

そう思える作品です。

エッセイ集ですので、構えることがなく読めるも良いところですね!

 

毎日にちょっと疲れた方、

何か読みたいけどライトなものを読みたい方に特におすすめです!

こんな毎日に一息ついてみるのはいかがですか?^^

 

 

 

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